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2025年1月31日 (金)

当店デモバイクPINARELLO(ピナレロ)NEW DOGMA F(ドグマF)2025年モデル 組立て風景②

組立て風景①に続き、当店デモバイクの2025年モデル PINARELLO DOGMA Fの、組立て作業風景のほんの一部をご紹介いたします。

普段自転車がどのように組立てられ出来上がるかを見る機会は少ないと思うので、仕上がっていく様子を楽しんで頂ければと思います。

組立て風景②

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ホイールの振れ取り、センターチェック、ハブのチェックも欠かせません!

殆どのホイールは当店の基準値よりも振れが大きく出ているので必ず修正し、高級ホイールでも意外とセンターがずれている事も有り修正して販売しております。

ホイールの修正が終わった後はタイヤを装着しております。

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その後ディスクローター、スプロケットの取付けです。

今回の締め付けはとある理由であえてトルクレンチを使用せず、長年の作業している感覚を頼りにしっかりと固定します。

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続いてDi2ケーブルをフレーム内部に通します。

画像には無いですが、最近は便利な専用工具があるのでそちらを使用しております。

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その後ディレーラーを仮止めしDi2ケーブルを仮でディレーラーに取付け、綺麗に組立てが出来るようにベストな長さを探ります。

ここまでも相変わらず地道な作業が続きますね!

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次にボトムブラケットの作業です。

ボトムブラケットのネジ山の精度を確認し一度ボトムブラケットを仮止めした後、必要であればネジ山を専用工具で整えます。

今回はとてもスムーズに仮止めできたのでネジ山のタッピングは行わず、そのまま防水性の高いグリスをたっぷり塗って下準備完了です。

ネジ山のタッピングはやりすぎても良くないので、その辺の判断もとても重要です。

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ボトムブラケットを再度取付け、仕上げにしっかりとトルクレンチで本締め固定します。

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次に右クランクのクランク軸にグリスを薄く塗ります。

これにより防水、防錆性能が高まり、クランクの異音対策にもなります。

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左クランク取り付け部分にも薄くグリスを塗ります。

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最後にしっかりとトルク管理をしつつも、2本ある左クランクのボルトを均等に締めこみます。

ボトムブラケット、クランク周りはしっかりと下処理をして作業しないと音鳴りの原因や錆を招きますので、この辺は基本に忠実に丁寧に行っております。

場所によって使用するグリスを変えているのは、個人的な自己満足的こだわりです。

見ていただいている方にはまだまだ全体が見えないと思いますが、実はこの辺りからだいぶ形になってきました。

続きはその③へ…

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