2017 ANCHOR(アンカー)展示会に行ってきました!
前回カラーオーダー一例をご紹介した流れで、先日札幌で行われたブリヂストンアンカー展示会の様子をレポート致します!
2017年の注目モデルは、RL9。
ラグジュアリーな走りで人気だったカーボンロードRL8の進化版が遂に登場しました!!
開発に"PROFORMAT"システムが使われていて、昨年同様とても内容の濃いプレゼンがありました。
PROFORMAT(プロフォーマット)は"Propulsive Force Maximization Analysis Technology"
(推進力最大化解析技術)の略になります。
※上下の写真はアンカーのサイトより。
実走の状態を再現し、フレーム各部の変化・変形を数値データ化。
それをもとに分析された設計理論により、エネルギー効率を最大限高めたフレームを作る開発システムの総称です。
タイヤなどブリヂストン製品の研究開発を行う部門「ブリヂストン中央研究所」と、アンカーによる共同開発で行われています。
ペダルを漕いだときの力がフレームに伝わり変形、後輪の舵角が進行方向とは異なる向きにずれることにより推進力のロスが発生することに着目。
ロスを下げるため単純に剛性を高めるだけでなく、目的別に最適化されたフレーム設計を導き出します。
RL9は、そんなPROFORMATを駆使して開発されました!
RL8譲りの快適な乗り心地は勿論のこと、全体的に性能がブラッシュアップされています!
各部の剛性バランスを見直し、必要な所に適切な剛性を持たせることにより軽量化に成功。
さらに推進力が向上し、しなやか且つ「より進む」バイクにパワーアップしました!
振動を吸収する平らな形のモノステーと、ゆるやかにベントするフロントフォーク。
700×25cタイヤが標準装備され、28cまで対応できるクリアランスが確保されています。
左右非対称のチェーンステーにあしらわれた「エッジスタイル」の差し色。
カラーオーダーの場合は、エッジスタイルとシンプルスタイル(単色)それぞれ33色のフレームカラーが選べます!
続いてこちらは、RLシリーズのアルミフレーム版、RL6!
解析技術PROFORMATにより、カーボンモデルRL9の乗り味を強度のあるアルミで可能な限り再現したロングライドモデルです。
アルミ素材でRL9の乗り心地に近づけると、シートステーはこんな形になるとのこと。
RL6はシマノSORAモデルからラインナップされているため、手が届きやすい価格帯からあるのも魅力!
155,000円(+税)のティアグラモデルからカラーオーダーに対応しているのは驚きです!
更にこちらは、RL9のレディースモデルRL9W!
小柄な女性にも対応したサイズ展開で、パーツも女性用の物がアッセンブルされています。
女性ライダーも快適に走れるよう、ぬかりなく細やかな配慮がなされています!
セレクトカラーはエッジスタイルのブラックアメシスト。
ディープパープルのラインは高級感があります!
こちらはRL6W!
シマノSORA仕様ではカラーオーダーができませんが、3色展開とカラーバリエーションが充実しており、どれも素敵です!
展示されていたのはエッジスタイルミント。
こちらは別会場で展示されていたシクロクロスCX6C!
カラーセレクトは、先日ご紹介したマジョーラマゼラン。
表面がザラっとした艶消しハードマットコートが施されています!
ハードマットコート等、カラーバリエーションの説明はこちら↓
ブリヂストンアンカーのモノづくりに対する真摯な姿勢と、進化をし続ける技術の凄さを感じる展示会でした!
カタログも持ち帰ってますし、既にアンカー公式サイトでも2017年モデルの情報はアップされているので、気になる方はチェックしてみてください!!
スタッフたけだ
| 固定リンク
「展示会」カテゴリの記事
- PINARELLO (ピナレロ)取扱い開始いたしました!(2024.06.20)
- 2024 cannondale(キャノンデール)新製品発表会!(2023.10.27)
- スイスのプレミアムブランド、BMC(ビーエムシー)お取扱い開始いたしました!(2023.09.16)
- 2024 GIANT(ジャイアント)展示会に行ってきました!(2023.09.01)
- 2023 MAVIC テクニカルセミナー&新製品発表会(2023.02.20)