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2009年12月22日 (火)

こんな作業もやってます(手組ホイール)

冬の間はけっこう色々な改造をご依頼いただくもので♪

当店ではお客様のご要望に合わせて、手組でホイールも製作しております。

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手組ホイールとは、画像のリム、ハブ、スポーク、ニップルという4点のパーツを自分好みに選び、手で組み立てるホイールです。

選ぶパーツ、組み立て方によって様々な乗り味にカスタムでき、比較的補修も簡単というのがメリットです。

最近は高性能完組ホイールが主流となり、組む機会が減ってきてはおりますが…

今回のように26インチMTBに700Cホイールを履かせたい方や、ツーリング系のお客様にご依頼を頂く事があります。

組み立て方によって耐久性や精度などに大きな違いが出ますので、ある意味自転車屋としてやりがいのある仕事かと(笑)

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まず初めにホイールを仮組みします。

スポークの長さを計算して選び、用途によってスポークの組み方を変えたりもします。

今回はディスクブレーキを搭載するため、SHIMANO推奨のディスク対応の組み方です。

もちろん、スポーク、ニップルには、適したケミカルを塗布して入念に仮組みしております。

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次に振れ取台という工具に仮組みしたホイールをセットし、スポークのテンション(張り具合)を調整しながら縦、横の振れ(変形)をとっていきます。

パーツに負担がかからないよう徐々に徐々に…焦ってはいけない根気のいる作業です。

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スポークの調整にはニップル回しという工具を使用します。

スポーク根元のニップルを回して縦、横の振れをとっていくのですが、ここが自転車屋として腕の見せ所!

経験と勘を働かせて出来るだけ真円に近づくよう、また、頑丈なホイールになるよう調整していきます。

ただ組むだけでしたら簡単なのですが、けっこう難しいんですよ(笑)

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この段階である程度真っすぐなホイールとなっているのですが、ホイールがフレームの中心にきていないと大変です!

センターゲージという工具を使用し、リムがハブの中心にきているか確認します。

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最後にスポークテンションの測定、バラつきを修正します。

ある程度でしたらスポークテンションで乗り味を調整できますので、お客様のご希望に合わせたホイールに仕上げていきます。

手で触っただけでは完璧と思われたホイールでも、スポークテンションを測ってみると…

やはり工具は正直です(笑)

このスポークテンションの均一化によって、後々変形しにくい頑丈なホイールが出来るのです!

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その後ホイールに縦、横方向から力を加え、ホイールを馴染ませる作業を数回行います。

これらの微調整を経て、ようやくホイールが完成です!

ここまでで4時間ほどかかりましたが、きっと良いホイールが出来上がった事でしょう!

26インチMTBに700Cリムを装着したことで、700×28Cという細いタイヤを装着できるようになりました。

普通の26インチホイールのタイヤを細くすると、どうしても外周が小さくなり、ギアが不足したり、スピードの伸びがちょっと…という事になりがちです。

そんな悩みもこれで解決ですね!

ディスク搭載車なら、ホイールを入れ替えるだけで通勤用、山遊び用と、1台で出来ちゃいます。

なんともおいしい改造♪

【今回のホイール参考価格】

リム→ALEXRIM TD17 3.675円税込×2本

Fハブ→SHIMANO HB-M665(SLXグレード) 2.991円税込

Rハブ→SHIMANO FH-M665(SLXグレード) 4.429円税込

スポーク→ステンレススポーク(ブラック)14番 4.200円税込

作業工賃→ 5.250円税込×2本分

合計29.470円税込

※画像のタイヤ、チューブ、リムテープ、スプロケット、ディスクローターは、価格に含まれておりません。

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